介護手記 57歳 女性

私の義母は今91歳です。
週2回デイサービスセンターへ通所しています。
80歳まで元気に畑仕事をして自分で病院も通院していました。
80歳を過ぎからは、少しずつ身体も弱くなったような気がします。デイサービスも3ヵ所も変わりました。今もデイになると行くのを嫌がることもあり、朝は夫と二人がかりです。朝は世話をかけるのですが、帰りはニコニコしながら、バスを降りることもあり、行けば行くなりになるようです。デイサービスセンターさんには、義母の好きないようにしてほしいとお願いしてあります。 これまでに色々な事がありました。一番は口が勝手に動くことです。私たちは、入れ歯をしているからだと思っていたのですが、義母はつらかったようで死にたくなるほどだといいました。なかなか病気であることがわかるまで時間がかかりました。後は、眼が痛い、口が痛いと訴えることです。「病院へつれていって。」と夢中になって私達を困らせることです。眼医者に行っても、歯医者につれていっても、なんでもありません。歯医者さんで、先生が「どこが痛いのか?」といわれると、今は「痛くない」と始まります。こんなことが何回かありました。今では、福田先生に診ていただいて、落ち着いています。義母と診察に行くと先生は、「デイにいっていますか?」と義母に聞かれます。「家で寝てばかりいると寝たきりになる。」といわれます。「寝たきりになると、家の人もたいへんやから。」と。今朝も「おばあちゃん、紙パンツ変えよう。」というと、「子供にもだれにも、そんなこと言われたことない。あんただけや。なーん汚れておらん。」と変えようとしません。 こんなときは、夫の出番です。これからも夫や義姉達とともに、義母を病院の先生、デイの人達にもお世話になりながら、見守っていきたいと思います。