雨晴クリニックの
診療案内

精神科・心療内科

精神科・心療内科では、「心の不調」にお悩みの方への治療を行っております。症状は目に見えて分かるとは限らず、ご自身では不調の程度も判断しにくく、悪化してしまう方も少なくありません。
心の不調が目に見えにくいからこそ、一人ひとりの患者さんを知った上で症状を分析し、適切な治療やケアの提供に努めております。必要に応じて、薬物療法や心身医学に基づくアドバイスなども提供し、心身ともに健康な暮らしに向けて寄り添ってまいります。

こんな症状はありませんか?

  • 気分が落ち込んでしまう
  • 眠れない、眠りすぎる
  • 疲れやすく、からだがだるい
  • 食欲がない、食欲が極端に増える
  • 自分を責めてしまう
  • 好きだったことへの興味がなくなる

主な疾患

  • 認知症

    認知症とは、正常に働いていた脳の機能が低下し、記憶や思考への影響が見られる疾患です。
    物事を記憶したり判断したりする能力や、時間や場所・人などを認識する能力が低下するため、実生活に支障が生じてきます。
    今まで普通にやれていたことが急にできなくなった、通い慣れていたはずの道がわからなくなった、同じことを何度も聞いたりするようになった。こうした“もの忘れ”には、単なる加齢による場合と認知症の初期段階の場合とがありますので、できるだけ早くご相談ください。

  • うつ病

    気分の落ち込み、集中力や食欲の低下、眠れないなどの症状は「うつ病」の可能性があります。うつ病の原因は、多くがストレスと関係しています。喪失感や人間関係のトラブル、環境の変化などのさまざまな理由から、人間はストレスを感じます。しかし、特段の理由がない場合でも、うつ病の傾向に陥る可能性もあるのです。
    薬物療法や認知行動療法などを経て改善しても、うつ病は再発のリスクがあり、回復後は継続的な予防が大切です。

  • 躁うつ病

    躁うつ病(双極性障害)とは、気分が高揚する躁状態と、落ち込むうつ状態を繰り返してしまう疾患です。躁状態では元気がある一方、自分らしくない行動を取りがちです。また、「自分は元気がある」と思ってしまうため、症状を見過ごしてしまう傾向にあります。適切な治療方法は、治療時の患者さんの状態により異なります。
    一人ひとりと向き合い、現状に合わせた治療計画のご提案に努めております。

  • 統合失調症

    統合失調症とは、幻聴や妄想、意欲や集中力の低下などにより、日常生活に支障をきたす疾患です。特に不可解な言動を取っているケースは、周囲からの理解が得られず、早期診断が困難になる可能性もあります。発症の原因は明確ではありませんが、遺伝的要因やストレスをはじめとする環境的要因が考えられています。
    治療は薬物療法を中心に、抗精神病薬を服用していただきながら、症状の改善を一緒にめざします。

  • 睡眠障害

    睡眠障害とは、単に睡眠時間や睡眠の質ではなく、日常生活や健康面に及ぼすレベルの疾患の総称です。例えば、不眠症・過眠症・睡眠時無呼吸症候群などが、睡眠障害に当てはまります。
    症例により適切な治療方法が異なり、医師による指導が重要です。

些細なことでもご相談ください

日常生活に支障をきたすようなお悩みは、決して一人で抱え込まず、早めにご相談ください。
特にうつ病は前兆として、さまざまな身体的不調が現れます。頭痛・めまい・動悸・息切れ・手足のしびれ・身体の震え・便秘・下痢などに注意しましょう。どんな些細なことでもご相談ください。

内科

なんとなく体調が悪い時に、まず相談できるのが「内科」です。頭痛・発熱・咳・喉の痛み・吐き気・下痢など、全身の症状に関する治療に対応しております。また、高血圧・脂質異常症・高尿酸血症・糖尿病など、生活習慣病(慢性疾患)も内科にお任せください。
また、原因が分からず「身体がだるい」「食欲がない」という場合も、適切な検査から原因を明らかにしていきます。放置は症状を悪化させますので、ささいなことも遠慮なくご相談ください。
※発熱や咳などの症状は、感染症のリスクを考慮し、別室でお待ちいただく場合もございます。あらかじめご了承ください。

こんな症状はありませんか?

  • 動悸や息切れ、疲労感がある(心臓)
  • 咳やいびき、寝ているときに無呼吸になる(呼吸器)
  • 頭痛やめまい、しゃべりにくいなど(神経)
  • アレルギー症状、関節が痛む(自己免疫・炎症性疾患)
  • 尿が出にくい、トイレが近い、残尿感など(泌尿器)
  • 汗をかきやすい、寒さ・熱さに極端に弱い、脈が遅い
    (内分泌代謝)
  • 貧血、白血球が少ないと言われた(血液疾患)

原因がわからない体調不良について

原因不明の体調不良にお悩みの場合は、何らかの病気のサインである可能性を考慮し、まずはご相談ください。
患者さんのお悩みとなる症状についてお聞きし、検査結果を踏まえて総合的に診断・治療を提供いたします。より精密な検査が必要な場合は、専門的な医療機関や診療科をご案内いたしますので、どうぞ安心してご利用ください。

整形外科・
リハビリテーション科

整形外科の対象は頭以外の全身です。骨・関節・筋肉・靭帯・神経など、運動器に関連する疾患の診断・治療を行っております。具体的な症状には、打撲・捻挫・脱臼・骨折、肩こり・腰痛・膝痛、切り傷・交通事故やスポーツによる外傷(ケガ)などが挙げられます。
治療はもちろん、身体機能の回復・維持・向上に向けて、専門的なリハビリテーションの指導も可能です。身体の違和感やしびれ、手足の動かしにくさなどを感じた場合は、できるだけ早くご相談ください。

こんな症状はありませんか?

  • 首や肩がこる・痛い
  • 首・方・腕・肘などが痛い
  • ぎっくり腰になってしまった
  • 手足にしびれがある
  • 肩や腕が上がらない
  • 腰や関節、背中などが痛む
  • むち打ちになった
  • 切り傷ややけどなどのケガをした

代表的な症状

  • 頸腕症候群

    首(頚部)・肩・腕に、痛みやしびれなどの症状が現れます。原因の多くは、猫背をはじめとする悪い姿勢や長時間の同じ体勢、近年はスマートフォンの使用も発症の一因になっています。

  • 肩関節周囲炎(五十肩)

    五十肩といわれる理由は、主な原因が「加齢」だからです。骨・軟骨・靭帯・腱などの老化は、筋肉の柔軟性や血流を低下させます。筋肉の緊張で肩関節周囲に炎症が生じ、痛みを感じたり、動きが鈍くなったろするのです。

  • 胸背部痛症

    胸や背中が痛む状態は、さまざまな器官が関係しています。整形外科的な診断することはもちろん、内科的疾患の可能性も考慮し、あらゆる視点から症状の原因を明らかにしていきます。

  • 骨粗しょう症

    人間の骨は破壊と修復を繰り返しており、これを骨代謝といいます。しかし、加齢に伴う骨量の減少により、骨がもろくなる「骨粗しょう症」のリスクが高まります。転倒やわずかな刺激でも、骨折する可能性があります。特に高齢の女性の発症が多い疾患です。

  • 椎間板ヘルニア

    背骨には、骨と骨の間に「椎間板」があり、クッションのような役割を担っています。椎間板ヘルニアを発症すると、椎間板の一部が飛び出して神経を圧迫し、身体のしびれや脱力感などの症状を引き起こします。

  • 筋・筋膜性腰痛症

    主に姿勢が悪い場合は、腰の筋肉や筋膜に過剰な負担がかかり、筋・筋膜性腰痛症のリスクが高まります。椎間板ヘルニアや腰椎分離症ではなく、腰まわりに違和感を覚えている場合に診断される傾向にあります。

  • 神経障害性疼痛

    神経障害性疼痛の発症は、坐骨系神経痛や糖尿病による神経障害が原因です。神経の障害や損傷は、安静時でも強い痛みを引き起こすため、特に注意が必要です。

  • 坐骨神経炎

    坐骨神経は人体のなかで、最も太く長い神経です。神経は腰まわりから足先にかけて延びています。この神経に異常が生じると、腰・臀部・太もも足先などに、痛みやしびれなどの症状が生じます。

交通事故による外傷について

交通事故直後は、明確な症状が現れない可能性があります。代表的な「むち打ち症」では、事故から数日後にかけて徐々に痛みだし、慢性化する恐れもあります。また、時間が経過してからでは、交通事故と症状の因果関係が難しくなる可能性が考えられます。
交通事故に遭った際は、すぐに医療機関を受診し、適切な検査を受けるようにしましょう。各社自賠責保険にも対応した交通事故による身体の痛みや不調の検査・治療も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

皮膚科

高齢者の多くの方はだんだんと皮膚が乾燥していく傾向にあり、それがトラブルの原因となります。皮脂の分泌が減ることによって皮膚の保水する力が下がって、弾力もなくなっていき、そこからさまざまなトラブルにつながってゆくのです。「手足や頭皮が乾燥しやすい」「すぐに皮膚がかゆくなる」「皮膚が赤くなったりできものができたりする」といったトラブルは、一度発生すると長く続いてしまうことが多くなります。
皮膚科では、こういったトラブルでお悩みの方々の症状に対し、適切な診断と治療を行ってまいります。

こんな症状はありませんか?

  • ニキビが治らない
  • アトピー性皮膚炎で悩んでいる
  • かゆくて毎日つらい
  • 顔のあかみがひかない

真の原因を突き止めていきます

皮膚のトラブルを抱えていらっしゃる高齢者は非常に多いです。かゆかったり、赤くなったりしていてもご自分では何が原因かはおわかりにならないと思います。単純に皮膚の乾燥のせいならばまだいいのですが、もしかすると他の要因がある場合もありますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。
患者さんのお悩みとしっかり向き合い、トラブルの原因を突き止めていきます。

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